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過去の独り言をどーしても読みたい!という人へ

 

 2005年  月4月 23日  「サブ3計画結果報告」
 

  

どうも、いのーです。今回の独り言はサブ3計画の結果報告です。

 

【前日】

前日の4/16(土)朝練にも参加せず一路、石川県加賀市へと向かいました。思ったより近く、250kmの道のりを休憩2回挟んで2時間半で到着しました。朝9時に出発したので昼前に到着し、コースの下見へとバイクを走らせました。コースの概要は、本当に行って帰ってくるだけの片道21.1kmの対面コースです。まず陸上競技場を3/4周し、外に飛び出します。緩い下りが2kmほど続き、登り坂が頂点で3kmとなります。

3km地点の登り 前半はこんな感じのアップダウンが続く】

 

その後も緩やかなアップダウンが続いていき・・・って、フラットな道がほとんどないやん!そうこうしているうちに10km地点で大会名を象徴する日本海が見えてきました。

10km地点:日本海】

 

しかし、見えたのはほんの一瞬で、またダラダラの登りに向かって走らなければなりません。12.5km地点では登りで熱を帯びた体を冷やしてくれるトンネルが待ち受けていました。

12.5km地点:涼しげなトンネル。しかも下り。帰りは・・・】

 

そして、13kmからはとんでもない風にさらされます。アップダウンはほとんどないものの、長良川の河川敷を彷彿させるような風が吹き荒れました。

18km地点:ほとんど真横になびく旗(→行き、帰り←)】

 

向かい風に耐え、20km手前地点まで到達すると、今度は砂浜地帯です。と、言っても砂浜そのものを走るわけでなく、海岸から飛んできた砂が堆積してるだけなのですが、それでもバイクでの高速走行はちょっとムリかな?というくらい積もってました。

20km手前地点:砂浜地帯】

 

その後はちょっとした住宅が並ぶ道を抜け、橋を渡って折り返しとなります。帰りはショートカットして(砂浜地帯を避けた)帰りましたが、風の吹く直線以外ははっきり言って帰りのほうがツライ!冗談抜きでサブ3を狙う大会を間違えたような気になりました。

 

下見を終え、遅めの昼食を取りました。そこで目に付いたおみくじを引いてみました。

【おみくじ:健康運・膝の関節に注意。・・・不吉な・・・】

 

・・・まあ、所詮は占い。そんなに気にしませんよ。ははは(汗)。その後、温泉街へと繰り出し、疲労回復&作戦の練り直しにとりかかりました。温泉は24時間営業の大衆浴場(一応源泉は天然温泉)に居座ることに。まず、風対策として考えた方法はウエイトアップです。ちょっと多めの食事で普段より0.5kg増加させ、向かい風への抵抗力をつけました。次にペース配分ですが、あれだけアップダウンが続くとペースを刻むのはムリだと判断し、ハートレイトを装着して心拍による管理をしていくようにしました。その日は温泉のレストルームで寝ました。個別テレビ、リクライニングチェアなどがあり、随分ゆったりできる施設でした。食事などすべてを含めても4000円くらいで宿を確保できたような感じでした。

 

 【当日】

 朝3時に出発し、食料の買出しにコンビニへ立ち寄り、入ろうとすると・・・

 【にゃ〜】

 

 ・・・おかげさまで寒空の下、40分程猫と戯れてしまいました。

 【遊んでくれよ〜】

 

 ・・・ともあれ、買出しも終了し、会場に向かいました。受付もすませ、ウォーミングアップをしましたが、何か妙に心拍が上がります。実は調子自体、思わしくなく、70%程度ではないか、というくらいでした。この調子を見て、作戦が2つ思い浮かびます。

  @設定タイムを4分半まで落とし、無難に走る。

  Aサブ3ペースでどこまで行けるかを試す。

 迷わずAを選択しました。サブ3狙って練習してきたのに、んなとこで無難にまとめてどうする、と思ったからです。スタート10分前に近くにいたおじさんとおしゃべりしてましたが、

 

  いのー「サブ3狙ってるんですけど行けますかね?」

  おじさん「ワシは2時間50分が最高記録だけど、ここで去年3時間は切れんかったなぁ」

  い「・・・」

  お「ここで3時間10分切れたら他んところならサブ3できるんじゃない?」

 

 ・・・どうやら記録を狙うには出場する大会を間違えてしまったようでした。ま、いまさらあがいてもどうしようもないわけで。作戦通りに走るようにしました。いよいよスタートです!

 

 【レース】

 コンディション・・・天候:晴れ、気温:最高20℃、風:ところどころ強風

 サンバイザーに補給用のパワージェルを4つ挟み、膝にはコラントッテの磁気チタン膝バンド(本来は手首・足首用)を身につける。足は黒いキネシオテープを貼りまくる(下写真参照)。左手首に計測用の腕時計、右手首にHRモニターの腕時計。ま、補給とキネシオ以外は普段の練習スタイルと大差ない格好です。

 

 スタートして、まずは同じくらいのペースで走る人を探しました。前半もアップダウンの連発に気をとられがちでしたが、場所によっては風がキツイところもあります。結局4人で入れ替わり立ち代り風よけになりながら5km地点まで進みました。ここらあたりから早くも脱落してしまった人、ペースが遅いと判断し、前に飛び出ていった人がおり、結局は一人旅となってしまいました。5kmで21:05、目標の21:15に対し、10秒のアドバンテージを得ました。心拍も167、登りで171くらいで、ほぼ作戦どおり。次の5kmも前の人とつかず離れず走り、ここの5kmも21:04で、アドバンテージを約20秒に増やしました。心拍数もほとんど変化なし。つづいての5kmはちょっときつめのアップダウンが連続するコースです。心拍が登りで175をさすこともありましたが、下りでは155前後まで落ちつくなど、大きな負荷はかかっていないように感じました。13km地点で時間を確認すると、この10〜13km区間は4分/kmを切ってくるハイペースで展開してました。レースとは関係ないですが、私の黒いキネシオテープだらけの足を見て泣き出す子供がいました。・・・そんなに気色悪いかなぁ・・・?

 【キネシオテープだらけの足('04年の長良川国際トライアスロンより)】

 

 14kmからの向かい風に一気に4分半/kmまで押し戻され、10〜15kmまでは20:51でした。45秒までアドバンテージを増やすも、これからの向かい風とのバトルを考えると不充分のように感じました。それでも、帰りは追い風になるからとにかくここを踏ん張れ、と、なんとか4分20〜30/kmで持ちこたえ、22:12で20kmまで走りました。砂浜にも随分足を取られました。やはり不安が的中し、すべての貯金を使い果たし、逆に15秒の借金を背負うことになってしまいました。しかしこれからは追い風になります。とりあえず中間地点で計測すると、1:29:43で、わずかながら再び貯金を増やすことに成功しました。20〜25kmまでを21:14で走り、わずかな貯金を守れました。ここで誤算が発生してしまいました。風速約15km/hの風は追い風ではほぼ無風で体感されます。今までは風が体温上昇を防いでくれていたのですが、体が熱放出できなくなり、暑さによるダメージが既に疲労の蓄積した体に降りかかります。しかも30km以降はアップダウンの連発です。後半の方がきついのに、これではつぶれるのは目に見えていました。それでもかまわないと決心し、最初の登りを終え、30km地点に到達しました。時間を見ると、この5kmで22:52です。借金が1分半に膨れ上がってしまいました。そして、ここから先は地獄のような苦しみしかありませんでした。35km地点、40km地点通過も、計測する気力すらなく、ただただ歩を進める作業を繰り返している感じでした。沿道の応援、エイドのボランティア、車椅子部門(ハーフ)の方から励ましを受けるも、答える気力すらありません。そちらを疲労で濁った目で一瞥するのが精一杯の返答でした。熱射病や脱水といった感じではなく、ただ単にエネルギー切れのようでした。用意した補給食では補えなかったようです。リタイアの言葉すら考え付かないほどボーっとただひたすら進んでいるだけでした。意識が何とか戻ってきたのは残り2kmの看板が見えてからでした。いつの間にやら私を追い越した人が前を走っています。追いつけないまでも離されないように走ろうと決めました。それが、ちっぽけでも私に残された最後の意地でした。結局その人をかわすことはできませんでしたが、差を詰め、ゴールに駆け込むことができました。【3時間18分37秒  22位/239人中】

 

ゴール後、既にゴールしていたスタート前にお話したおじさんと再びお話しました。私のタイムを見て、

 

  おじさん「ま〜、これならふつうで3時間5分てとこじゃないか?」

  いのー「う〜、やっぱ3時間はムリですか・・・」

  お「まだまだ若いんだからこれからだよ!はっはっは(ちょっと落ち込んでいた私の肩を叩く)」

  い「いろいろありがとうございました」

 

 この会話で随分と精神的に救われた部分があります。確かにサブ3達成はなりませんでしたが、非常に大きなものを得た大会になりました。また更にレベルアップしていつかここでサブ3を果たしたいと思っています。

 

  【レース後】

 足の筋肉痛も今までのレースに比べ、格段に少ないです。昨年の掛川ではレース後に足を攣って動けなくなるほどでしたが。筋肉痛はありますが、攣る気配は全くなかったです。しばらくして日本海の幸鍋をいただきました。カニ・つみれ・鮭・白菜・ゴボウ等を煮込んだ塩味のあっさりスープで、疲労した体に染みわたりました。食べやすく、おいしかったので、引換券なしでもう一杯いただきました。表彰式・抽選会がありましたが、仕事の都合上、参加せず東京に向かって出発しました。本当はゆっくりひとっ風呂浴びてから出発したかったのですが・・・。30分程仮眠をとり、500km5時間の運転で、無事到着することができました。膝?ああ、おみくじですか。外れましたよ〜。よかったよかった(一息)。

 

 【サブ3計画反省】

 練習量が確保できたことが何といってもこの計画の一番のメリットでしょう。結果的に達成ならずでしたが、得たものは非常に有意義なものだと実感しております。今後もこのベースを生かして走力アップに取り組む予定です。来シーズンも同じように計画を立て(目標設定は変わるかもしれないが)、自分に妥協がないように練習していきたいと思います。次回こそ・・・!

 

 12月から4月17日までの練習実績(レース含む)

 総日数:138日(実動88日)←年末年始休養が多すぎです・・・。

 総走行距離:1173km(8.5km/日 実動13.3km/日)←こちらは今のレベルから充分だと判断します。

 総走行時間:110.75時間(0.8時間/日 実動1.25時間/日)←約5’40/kmペースです。次回は5’〜5‘20くらいにしたいところです。

 

 最後に・・・この計画に協力・応援してくださった鉄平コーチをはじめとする皆様、本当にありがとうございました。そして目標達成できず本当に申し訳ありませんでした。しかし、この経験をバネにさらなるレベルアップへの意欲が湧いてきています。これにこりず、今後とも温かい目で見守ってやってください。

 

 それでは、次回はスイムのお話に戻りまして、ブイ旋回&ドルフィニングと題しましてお送りいたします。この辺の技術は私もトライアスロンを始めてから学んだ分野ですので、うまく伝えられるかどうかは不安ですが・・・。出勤ラッシュにうんざりしつつお待ち下さい。

 

 2005年  月4月 13日  「クイックターン」
 

 毎度どーもです。いよいよスイム連載も残り3〜4回程となりました。根気よくお付き合いくださった方、ありがとうございます。

 今回はクイックターンについてです。クイックターンはレースで使用することはまずないでしょう。しかし、練習で使いこなせることができたら・・・なんて思っている方も中にはいるのではないでしょうか?そこで、今更人に聞くのも何だか、という方や、ちょっとやってみようかな?という方のために今回の独り言です。あと、私的見解ではありますが、クイックターンの間というのは言うまでもなく息が吸えません。ということは、多少なりとも心肺機能向上への手助けもできるかも・・・。慣れてきた方ですと、ターン後の一かき目は呼吸せずに泳ぎ始める等、ちょっとした工夫で大きく効果を得られるのではないでしょうか?

では、以下、ご参考までにどうぞ。

 

 ★勝手にクイックターン検定!!★

 10級:水中で前転ができる(回転中に体が傾かない)

  9級:水平に浮いた状態から前転ができる(回転中に体が傾かない)

  8級:水平に浮いた状態からすばやく前転ができる(1秒以内)

  7級:前転半回転で壁に足をつくことができる(足がつくのは水面から50cmくらい沈んだ位置)

  6級:足が壁についた後、体を横に半回転させて下を向くことができる(壁から足が離れない)

  5級:6級の状態から壁を蹴った時に水面から50cm〜80cmくらいの高さで壁を蹴れる
     (水面に出たり、水底に潜ったりしない)

  4級:壁を蹴ったあと、ストリームラインが取れ、けのびで5m進める(最低でも指先が5mラインにかかる)

  3級:タッチターンよりクイックターンの方が速くターンできる

  2級:1時間程度の練習内ではクロールはすべてクイックターンでできる

 1級:1500m続けて壁の蹴り損じがなくクイックターンで泳ぎきれる

 

 攻略ポイント

 10級:「膝が開いている」可能性が考えられます。横幅が広くなってしまうとそれだけ回転モーメントが大きくなり、回転を鈍く、不安定なものにしてしまうのです。手を横に広げてしまうのも、膝ほどではありませんが不利になります。膝は意識してくっつけてもOKです。

 9級:10級ができて9級ができないということは、回転の勢いが不足しているためと推測されます。そういう方は手を使ってみましょう。気をつけの状態から手のひらを水底に向けます。そのまま回転に併せてクロールのプルと逆向きに手をかきましょう。(図参照)

       

 

 8級:すばやく回れない理由は回転モーメントが大きいためです。言うなれば、いかに体を小さく丸めて回れるか、ということだけです。基本姿勢としまして、目は自分のへそを見るつもりで顎を引く、回る時は膝を抱えるくらい体に近づける、膝から上が水面に出れば更に回転モーメントを減らすことが可能です。

 7級:これは、経験で覚えていくしかない項目です。基本は、浮いた状態から手を前に伸ばし、壁にタッチします。その距離が大体回転を始める距離と思って頂いて結構です。(図参照)が、当然個体差が出てしまいます。ここは、基準を元に自分で微修正していただくしかありません。理想は体が水平になった時に足が壁につき、その足が水面から50cm沈んだ位置です。

 6級:7級をさらに先に進めただけです。どれだけ体をコントロールできるか?が、ポイントです。7級ができて6級ができないということはほとんどないと思います。ごくまれに足をついたらすぐ蹴ってしまう方がここでつまづいてしまいます。

 5級:これも壁についた足の位置だけの問題です。水面に近すぎると潜ってしまいますし、遠すぎると空振りしてしまいます。反転したときにしっかり足が壁から離れない技術を6級で身につけていれば問題無しと思います。

 4級:当然ですが、ターンがゴールというわけではありません。これは、次につなげる動作を身につける項目です。できない方はただ、ターンに集中しすぎているだけですので、次の動作を意識した練習に切り替えてみましょう。

 3級:スピードを求めるのはここからで充分です。当然、速く回らなければクイックターンとは言えないし、苦しいだけです。ここまでくれば、実践にも使用できますので、もう一頑張りです。

 2級:最初はクイックターンで練習できるのですが、時間がたつにつれ、疲労から回れなくなってしまう・・・。よくあることですので何も恥ずかしいことではありません。ここまでくれば後は地道に練習に練習を重ねていくだけです。

 1級:ここでは「続けて」、ということがポイントです。その中でどれだけミスが少なくできるか、つまりはターンの精度を上げることを目的とした内容です。ペースは60%〜70%強度でよいでしょう。

 

 それでは次回はサブ3最終回特集と題しまして、お送りさせていただきます。スイムのお話は1回お休みさせていただきます。サブ3最終回予告・・・レースレポート(前日・当日)、コース状況(起伏・気温・湿度等)、使用アイテム(ウェア・サプリ・アクセサリ等)

 

 サブ3計画実績!

距離(km)

時間(h)

内容

速度(/km)

負荷(平均bpm)

体調(体重)

1(金)

-

-

-

-

-

×(63.4)

2(土)

15

1.75

クロカンJOG

6'

154

△(63.4)

3(日)

-

-

-

-

-

×(62.8)

4(月)

-

-

-

-

-

△(63.8)

5(火)

15

1.75

JOG

6'15

118

○(63.6)

6(水)

24

1.75

ペース

4'14

171

○(63.2)

7(木)

7

1

JOG

8'

-

△(64.0)

8(金)

-

-

-

-

-

△(62.6)

9(土)

26

2

ペース

4'20

164

○(63.8)

10(日)

7

1

セミナー

8'

-

△(63.8)

11(月)

-

-

-

-

-

△(63.4)

12(火)

6

0.75

JOG

7'

-

○(64.4)

小計

100

10

8.3km/日

0.83h/日

 

 

12月総計

218

22.25

7.03km/日

0.71h/日

 

 

1月総計

218

20.25

7.03km/日

0.65h/日

 

 

2月総計

279

27

9.96km/日

0.96h/日

 

 

3月総計

302

26.25

9.74km/日

0.84h/日

 

 

4月総計

100

10

 

 

 

 

 ※体調目安・・・◎:80%以上:絶好調!大会に出場してもバッチリ!

          ○:60〜80%:体がしっかり動くレベルです。多少の無理もOK!

          △:40〜60%:疲労がたまりつつある状態。軽い運動、休養で回復を。

          ×:40%未満:キケン信号発生!動いてもストレッチまで!

          ××:心まで病んでます。しばらくほうっておいてください。

          e:モヤッと

 

 以下、中間報告最後です。一応次回もやりますが、メニューはすべてJOGです。

  1(金)・・・前日のペース走のダメージ抜けず休養。ま、予定通りです。

  2(土)・・・まだ完全に回復しておらず、足に違和感有。しかし、いざ走ると勝手に動いてしまう感じでした。

  3(日)・・・本来はバイク+ランでしたが、昨日やはり無理があったのか、歩くのも苦痛な筋肉痛に襲われ、
        練習を断念。

  4(月)・・・とりあえず歩くのは問題無いくらいまで回復したものの、違和感は残る。ローラーで足をほぐす。

  5(火)・・・足の状態はほぼOK。様子見を兼ねてのんびりJOG。

  6(水)・・・トラックを使った20kmペース走。最初は4分一桁で走るも、後半は明らかにペースダウン
        (最遅4'20)。心拍も最後は176に。

  7(木)・・・昨日の疲労はあるが、筋肉痛はほとんどなし。JOGでアクティブリカバリー。

  8(金)・・・この日は明日に控えたペース走のためにローラーで足をほぐすだけにとどまる。
        関係ないですが最近スイムが不調。

  9(土)・・・三好SAトラクラブの記録会です。アイアンマン・フルマラソン組は4.3km周回コースを
        5周のペース走でした。最終調整のつもりでしたが、心拍もタイムも満足、納得いくものに
        仕上がったと思っています。スイムは200mで2分10秒切りが精一杯。やっぱり不調。
        ・・・どーやって2分4秒なんて出したんだろう・・・?

  10(日)・・・月一恒例、サンデーセミナーに参加。フォームチェック&JOGで疲労除去。

  11(月)・・・休養です。スイム不調の原因が肩甲骨回りのコリであることが判明。しっかりほぐす。

  12(火)・・・雨だったので体育館で走る。おんぶ走などで筋肉に刺激を入れる。
         肩甲骨をほぐして溜まった疲労がでてきたためか、肩周りが一気にだるくなる。

さぁ〜、4ヶ月半続いたサブ3計画も、いよいよ成果を試すときが来週に迫ってまいりました。どんな結果が待っているのか?今からドキドキ&ワクワクです。よい結果報告ができるよう頑張ってきますので、応援よろしくです!

 

 

 2005年  月4月5日  「スイムメニュー応用編」

 

 いのーです。今回は以前ちょこっと紹介したメインスイムの応用というか、バリエーションというか。以前(8/16スイム前編参照)はかなり単調な練習です。単調になってしまうと練習にも飽きがきてしまいます。それを防ぐべく、変化を加えてみましょう。また、シーズンも近づき、スピード練習に切り替える方もいらっしゃるでしょう。そういう方や、時間がない!という方にもオススメな練習です。但し、この練習1セットでは1500mに対するベースづくりはあまり期待できませんので、練習のスパイスのつもりでご覧ください。

 

 今回のキーワードは『レースペース』です。例えば1500mを22分30秒で泳ぐ方がいるとします。単純に15で割ると、100mあたり1分30秒となります。では、これがレースペースか、というとそうではありません。トータルタイムが22分30秒なわけで、ずっと1分30秒で最後まで泳ぎ切れた、とは考えにくいでしょう。普通200〜300mまでは若干ペースが速いのです。そのアドバンテージを食い尽くして、最終的に得たタイムが22分30秒となるわけですから、途中のラップタイムで一番多いのは1分31〜33秒でしょう。これが真の『レースペース』となるわけです。実はこのくらいのレベルになるとこの2〜3秒が非常にキツくなってくるのです。一番良いレースペースの導き方は、実際に1500mを泳いで、一番安定しているラップタイムを取り出すことです。記録がない方はトライアスロンのスイムタイムを15で割った数字を目安にしましょう。後のことを考えたり、ターンがない等、条件が違っており人によってばらつきはありますが。感覚だけでなく、自分の能力を数値で知っておくことも上達へのツールと心得ましょう。記録から自分が長距離に対してどのような練習をしていくべきかが分かりますよ。

 

 まずは、ディセンディング【以下、DEC】です。どういう練習かといいますと、1本目より2本目を、2本目より3本目を・・・という感じでタイムを上げていく練習です。例えば100m×5本やるとしましょう。最後のタイムを1分5秒と設定します(ベスト90〜95%くらい?)。算出方法は100mのベストタイム÷(0.9〜0.95)です。私は現役時は95%でやってましたが、最近はダメージが大きいので90%です。そこから大体3〜5秒ずつ足していきます。分かりやすく5秒ずつにします。すると、4本目は1分10秒、3本目は1分15秒、2本目は1分20秒、1本目は1分25秒となります。それに合わせたサイクルを設定しましょう。1本目の設定タイム+20〜30秒くらいでしょう。2〜3本目くらいまでは問題なくこなせるでしょう。しかし、徐々に疲労は蓄積しているはずです。4本目にもなると、だいたい1500mのレースペースか、それ以上になります。その状態でラストが待っています。まぁ、90%が無理であれば、とにかく4本目より速く泳ぐんだ!という気持ちで泳ぎましょう。実際タイムが落ちても気持ちが切れずに泳げればOKです。そして、負荷の軽いうちはフォーム重視にして、その泳ぎをペースをあげたときに続けるつもりで泳げれば更に効果が期待できます。また、400mを通して泳いでいく中で100mずつスピードを上げていけば、これも立派なDEC練習です。むしろ、こちらの方が実践的でしょう。慣れないうちは最初のペースが速すぎて、最後に上がりきらないケースがほとんどです。ですが、気持ちがDECできているか、の方が実際のタイムより重要だと思います。200〜300mでレースペースを上回れば言うことなしです。この練習は疲労が溜まる中でスピードを上げていくわけですから、後半にしっかり粘れる泳ぎを身につける練習になるでしょう。一般にはビルドアップという呼び方も多いと思いますが、同じ意味合いととっていただいて結構です。

 

 次がネガティヴ【以下NEG】です。これは前半より後半のタイムを上げるという練習です。同じく100m×5本の中で、最初の50mを40秒で来る、と決めましょう。後半はそのタイムを上回るペースで泳ぎましょう。ここで、前半に設定するタイムですが、50mベストの75%〜80%といったところでしょうか。後半は特に決めずに、それより速く泳げればよい、という感じでいいと思います。当然、慣れてくれば、200mや400mでやっても差し支えありません。競泳でもレース展開はいくつかあります。前半の貯金を生かして、という方もいれば、とにかく最後のラストスパートに賭ける方もいます。しかし、一番安定して強いのがこのNEG型の選手ではないでしょうか?私も、記録狙いの時は前半からガンガン行きますが、勝負に徹する時はこのNEGをイメージします。確かにベストは出にくいですが、記録が安定します。そして、ラストでどちらが力が残っているか、という勝負になるわけです。訳すと「消極的」という意味ですから、良いイメージはないかもしれませんが、競泳では、しばしば用いられる専門用語です。特に長距離を泳ぐイメージであるならば後半型を意識したこの練習を取り入れてみてはいかがでしょう?サイクルはDECと同じか、10秒早くてよいでしょう。先のDECより負荷が低い(はず)ですので、特に前半はフォームにも気を回し、後半もその泳ぎを続けるような感じで練習してみましょう。

 

 そして、この2つを組み合わせた練習もあります。私はネガディス【NEG-DEC】と勝手に呼んでいます。これは、前半泳ぐタイムをDECしていき、1本の練習の中で、後半はその前半を上回るという練習です。私ですと、こんな感じです。

  200m×4本 3分サイクル 1本目:前半1分25秒、後半1分22秒 2本目:前半1分20秒、後半1分17秒 3本目:前半1分15秒、後半1分12秒 4本目:前半1分10秒、後半1分7秒。

 タイムやサイクル、距離、本数は当然レベルによって、です。ま、このへんはスイムだけではなく、ランでも同じような練習をしている方がいるのではないでしょうか??

 

 次は、トライアスロンを始めて考えた練習です。目的は前半抜け出すための練習です。競泳時代には考えもしなかったですが。100m×10本ですが、サイクルを途中で変化させます。最初の3本は1分10〜15秒で、とにかくサイクル内に回るようにします。数字にしてベストの80〜85%といったところでしょうか。ここらは私のデータが基準となってますので個人差が出ると思います。つらい時は2本でもよいでしょう。1本だとさすがに・・・。4本以上ですと逆に競泳色が強すぎるような気がします。ともあれ。1分10秒だと、本当にギリギリです。4本目から8本目まではレースペースに落とします。サイクルも1分20秒くらいでしょうか。ラスト2本は余裕があればサイクルを再び引き上げます。なければとにかくペース維持を心がけます。こうした練習で、前半のダッシュで溜まった乳酸を、落ち着いたペースにしたときに抑制、もしくは除去できるように体を対応させることを目的とした練習を考えたのでした。最後の2本はオマケです。もし、ペースが上げられるならば、混雑したトランジットから一歩抜け出せるのではないでしょうか?もしくは余裕をもってスイムを終えられるようになるでしょう。あ、そうそう、ベストとレースペースの関係ですが、100mベストの80%くらいで1500m泳げますと充分な持久力ありとみていいと思います。

 

 そして、こういう練習ばかりですと、距離に不安を覚えてしまう方も多いと思います。実際に泳ぐ距離は1500mなのに、短い練習ばかりじゃないか!と思うでしょう。当然、距離に慣れる、という面ではやるべきです。ですが、ただ続けて泳ぐだけ、ということだけはやめましょう。例えばここでは以前に紹介させていただきましたが、最初から最後までフォームを崩さないように泳ぐ、とか、同じ負荷で無理なく最後まで泳ぐ、など、テーマは持つべきです。もしそれらができないのであれば、気持ちの昂ぶった本番で練習の成果を発揮するなんて無謀です。理想は注意した泳ぎが無意識にできるまで練習を繰り返す、ことです。そうしたことで、体に染み付かせていくわけです。疲労した状態や、もがいている時はどんな選手でも理想とするフォームからは遠ざかっています。そこをいかに理想に近づけて泳げるか?それは体に覚えこませた者こそが発揮できる最高の努力の結晶なのです。しかし、理想は理想。さんざん色々なことを言ったところで私自身、できているわけではありません。だからこそ面白い、まだ可能性を感じる、といった気持ちになってきます。実際の距離を泳ぐ練習なんて、本番1ヶ月くらい前に1〜2回ゆっくり(60〜70%)やるくらいで充分です。一般のマラソン選手だって、その距離をどんどん走っているわけではないですよね?走ったとしてもペースは押さえるでしょう。それと同じことだと思います。

 では、次回は小技です。内容としましては、クイックターンです。小技といいつつも結構難しいのでまずはここから・・・。朝、ようやく布団から出られるようになりつつお待ちください。

 

サブ3計画実績!

 

 

 

 

 

距離(km)

時間(h)

内容

速度(/km)

負荷(平均bpm)

体調(体重)

16(水)

10

1

INT

3'20

-

○(62.8)

17(木)

10

1

JOG

6'15

128

○(-)

18(金)

-

-

-

-

-

○(63.8)

19(土)

8

0.75

JOG+SP

JOG:6'      SP:3'09

120        202(MAX)

○(64.2)

20(日)

12

1

T.T

T.T5000   3'28

-

○(63.2)

21(月)

-

-

-

-

-

●(63.4)

22(火)

-

-

-

-

-

○(64.4)

23(水)

12

0.75

ペース

4'15

165

○(64.4)

24(木)

14(AM)    10(PM)

1        1

ペース     JOG

4'15      6'

168        132

○(62.6)

25(金)

-

-

-

-

-

○(63.2)

26(土)

8

1

JOG

7'

118

○(-)

27(日)

15

1.25

レース

3'22(5km)   4'(5km)

-

○(63.4)

28(月)

5

0.5

JOG

6'

130

×(64.4)

29(火)

24

2

JOG

6'

132

△(64.0)

30(水)

10

0.75

ペース

4'15(8km)

167

○(63.4)

31(木)

26

1.75

ペース

4'15(8km)   4'14(16km)

165                     167

◎(63.6)

小計

164

14.25

10.2km/日

0.88h/日

 

 

12月総計

218

22.25

7.03km/日

0.71h/日

 

 

1月総計

218

20.25

7.03km/日

0.65h/日

 

 

2月総計

279

27

9.96km/日

0.96h/日

 

 

3月総計

302

26.75

9.74km/日

0.86h/日

 

 

 

※体調目安・・・◎:80%以上:絶好調!大会に出場してもバッチリ!

          ○:60〜80%:体がしっかり動くレベルです。多少の無理もOK!

          △:40〜60%:疲労がたまりつつある状態。軽い運動、休養で回復を。

          ×:40%未満:キケン信号発生!動いてもストレッチまで!

          ××:心まで病んでます。しばらくほうっておいてください。

          ●:モヤッと

 

 以下、いよいよ佳境に入り、冗談も言いづらくなったコメントです。

 16(水)・・・20日の記録会に向けたポイント練習です。
        本来は1000m×5本の予定でしたが、3本でKO。タイムは'16、'18、'28でした。

 17(木)・・・昨日の疲労は思ったほど無く(無理してないから当然か?)、JOGでもそこそこ足が
        動いてくれる感じでした。

 18(金)・・・またまた東京出張。ま、計画も休みだったので、肉体・精神共にさしたるダメージもなく。

 19(土)・・・明日の記録会のために1kmのT.Tを。最初の400mを66秒で入り、撃沈。
        久々に肺にきました。足はOK・・・かな?

 20(日)・・・記録会です。目標とはほど遠い結果に凹。ようやく気持ちに火が点いてきた感じですかな。

 21(月)・・・いくらやる気が出てきたとは言え、無理は禁物。この日はうずく体を押さえようとしました・・・が、
        スイム&バイク(ローラー)
で、そこそこ追い込む。

 22(火)・・・いよいよ朝錬開始!この日は雨だったため、ローラーでバイク2部錬。
        合計2.5時間で汗を流しました。ランはナシ。

 23(水)・・・この日も雨・・・。トレッドミルでサブ3ペース走。1ヶ月前の練習に比べ、平均心拍もMAXも
        低いのでGOOD
ただ、この日はスイム6500m、ローラー30分と、かなり動きました。

 24(木)・・・晴れたので朝錬はランを。夜から出張のため昼にも走る。
        後半の心拍がまだまだ課題(残り15分は170OVER、MAX174)。

 25(金)・・・2週続けての東京出張です。こういうときこそ慌てず騒がず・・・。

 26(土)・・・出張から朝帰りです。昼から明日のカーフマンの調整でバイク+ランを行う。

 27(日)・・・カーフマンです。1STランは今までになく最高の出来でした。
        バイクはドラフティング集団を回避したため、かなり順位を落としました。
        
2NDランはバイクを一人で走ったツケか、攣った足を引きずりつつゴールしました。
        ルール違反はやめませう。

 28(月)・・・筋肉回復のため筋肉痛の足を痛みが出ない程度に動かしました。

 29(火)・・・かなり復活しましたが、まだ筋肉に違和感はあり。とりあえずロングJOGです。

 30(水)・・・トレッドミルによるペース走です。足は90%回復しましたが、心拍がまだ目標到達しません。

 31(木)・・・トレッドミルによるペース走です。1本目は8kmを4'15/kmの平均HR165bpm、
        10分後、後半は16kmですが、HRモニターがちゃんと可動していた
12kmまでで4'14/km、
        167bpmでした。後半のほうが心拍の上昇が少なかったです。
        昨日とつなげて本番に向けた良いトレーニングが出来ました。

 ようやく月間300kmを達成することができました。・・・といいつつも最後はちと強引な気もしますが。記録会やカーフマンを挟んだことを考えれば充分な練習量を確保できたのではないかな?と思っています。4月は10日くらいまでは同じような練習を行い、最後一週間でしっかり調整する予定です。次回が中間報告最終になると思います。いよいよサブ3計画の成果を試すときが近づきつつあります。スピードは昨年とほとんど変わっていませんが、確実に80%強度の耐久力は伸びていることを実感しております。シーズンインすれば、このベースをスピードに変換していけば更なるランのレベルアップにつなげられる・・・はず!!

 

 

 

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