■ 高石ともや(たかいしともや)【人名】
フォークシンガー。関西フォークの元祖と言われる。1966年のデビュー後「受験生ブルース」などのヒット曲をリリース。1971年にザ・ナターシャ・セブンを結成。現在もソロで活動中。日本のトライアスリートとしても草分け的存在。日本で最初のトライアスロン「第1回皆生大会」の優勝者。ホノルルマラソン28回連続出場などの実績を持つ。1941年生まれ。
■ 高橋希代子(たかはしきよこ)【人名】
第1回世界選手権から7年連続連続日本代表、3度のアジア選手権制覇など80年代後半〜90年代前半、国内女子ショート界を牽引した元プロトライアスリート。日本人女子としては、初のワールドカップ転戦をし、得意のバイクを武器に「勝つこと」にこだわり続けた。現在は、愛知県岡崎市でトライアスロンスクールの指導・運営を行っている。1967年生まれ。
■ 腸頸靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)【怪我・故障】
俗称「ランナー膝」と呼ばれるマラソンランナーに多い故障。通常、膝の外側に痛みが現れ、走るのはもちろん、階段の上り下りや、ひどくなると歩くのも困難となる。痛みが出るのは、膝であるが、大腿部の筋肉が過度の緊張により、筋が引っ張られ、膝の骨と擦れて炎症を起こすのが原因のため、一番の対策はストレッチをしっかりと行うこと。あとは練習後のアイシングが効果的。一度なると結構完治までは結構長引くことが多い。筆者がトライアスロンを本格的に始めた当初、最初になった記念すべき故障でもある。
■ トライアスリート(triathlete)【
競技】
トライアスロンに参加する人、またはそれを目指す人のことを指す。なんやかんや理由をつけ、デビューしないトライアスリートのことを「なんちゃってトライアスリート」と呼ぶ。
■ トライアスロン(triathlon)【
競技】
スイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(マラソン)を一人の競技者が連続して行うスポーツ。競技距離は、短いものから、長いものまで様々。オリンピックの競技距離51.5km(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)が世界標準とされるが、総距離が200kmを超えるアイアンマン(鉄人)レースの人気も高い。そのせいか世間一般にはトライアスロンといえば、過酷な鉄人レースというイメージが強い。しかし、無理をしなければ、3つの有酸素運動を合わせた健康にも非常に良い、子供からお年寄りまでが楽しめる生涯スポーツ。
■ ドラフティング(drafting)【競技】
主にバイク競技中、先行する選手の直後を走ることにより、前の選手を風避けにして競技を有利に展開すること。ITUワールドカップなどのエリートレースでは、公認される場合が多いが、エイジグループでは、ルール上禁止されている。スイム・ランでもまったくドラフティング効果がないわけではないが、禁止されていない(というか取り締まるのは物理的に不可能)。ルールを無視しドラフティングを行う人を「ドラ野郎」、または「ドラえもん」と呼ぶ。
用例 : 「あいつはドラ野郎だぜ!」
■ トランジション(transition)【
競技】
スイムからバイク、バイクからランへと種目を移ること、またはその区間のこと。その間のタイムも競技時間に含まれるため、トライアスロン第4の種目とも言われる。数秒を争うショートの場合、トランジションでもたついていると、あいつ何やってんだよ〜と指をさされる。
■ トランジションエリア(transition
area)【競技】
トランジションを行う場所。コースの一部であるため、選手以外の立ち入りは制限される。バイクラック、トイレ、仮設テント、エイドステーションなどが設置される。
■ デイブ・スコット(Dave Scott)【人名】
トライアスロンの神様。ハワイのアイアンマンで84年には人類初の9時間を切るタイムで優勝。アイアンマン史上最多の6度の優勝を数える。96年には42歳でカムバック。5位入賞を果たす。アメリカ人。
■ デュアスリート(duathlete)【
競技】
デュアスロンに参加する人、またはそれを目指す人のことを指す。大抵は、トライアスリートと2足の草鞋を履く。トライアスロンに比べ競技人口が少ないデュアスロン界で、デュアスリートを名乗る選手は、ランに絶対の自信を持つ。しかし、トライアスロンでは、スイムで出遅れることが多い。スイムが得意なデュアスリートはまさに最強。
■ デュアスロン(duathlon)【
競技】
トライアスロンの第1種目スイムの代わりにラン→バイク→ランで行われる競技。スイムが苦手なランナー出身者にとっては非常に有利だが、第2ランのきつさは想像以上。国内では、JSDS(ジャパンスーパーデュアスロンシリーズ)というシリーズ戦があった(高級車が優勝者に与えられた)が、消滅。その後人気は低迷。最近ではカーフマンというシリーズ戦が復活し、人気を呼び戻す。
以前は「バイアスロン」と呼ばれていた。たまにトライアスロンの大会でも、台風の影響でスイムが中止になりデュアスロンに変更されることがある。スイマーは泣くしかない。
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