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IRONMAN 70.3 ホヌー大会 レースレポート
○ 大会詳細
開催日 : 2007年 6月2日(土)
開催場所 : アメリカ合衆国 ハワイ島
競技距離 : Swim 1.92km Bike 90.1km Run 21.1km
気温/湿度 : 32℃/?
○ 総合成績(完走 920名/参加 958名)
1位 クリス・マコーマック アメリカ 3:57:18
2位 パトリック・バーネイ ヌーメア 4:01:59
3位 ティモシー・マー アメリカ 4:11:08
4位 ピーター・ラブリッジ オーストラリア 4:12:31
5位 ジェームズ・ボステッド ニュージーランド 4:13:31
6位 ルイス・デ・ラ・トーレ アメリカ 4:15:13
7位 マーク・バン・アキーレン アメリカ 4:16:39
8位 竹内 鉄平 日本 4:21:51 (プロ12名中6位)
9位 クリス・ハウス アメリカ 4:22:47
10位 ジェームズ・コッター アメリカ 4:24:38
○ 女子結果
1位 サマンサ・マクグローン アメリカ 4:31:42
2位 ミケリー・ジョーンズ アメリカ 4:33:08
3位 ブリー・ウィー アメリカ 4:47:08
○ 使用ツール
バイク : CEEPO TTベノム
ウェットスーツ : ガスティ フルウェット
ヘルメット : MET
レースウェア : SPEEDO(ミズノ)
アイウェア : アディダス スパーノヴァ S/L
ドリンク : MUSASHI リプレニッシュ
○ 大会レポート
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2006シーズンから始まったアイアンマンの新しいシリーズ戦、「IRONMAN70.3」のホヌー大会に参加してきました。競技距離は、スイムが1.2マイル(1.92KM)、バイクが56マイル(90.1KM)、ランが13.1マイル(21.1KM)とアイアンマンの半分の距離となっています。おおよそ4時間から7時間でフィニッシュできるこの距離は、ショートからロングへと向かう競技志向の強い選手にとって、それまで培ってきたスピードを生かせる距離であり、また、フルディスタンスのアイアンマンは長すぎるというエンジョイ派のトライアスリートにとっても、アイアンマンほどの練習量を積まなくても完走が目指せる魅力的な距離でもあります。今年だけでも、世界各地で22戦が行われており、予選を勝ち抜いたもののみが出場できるチャンピオンシップもフロリダで開催されるので、その年代別出場枠を目指して参加をするエイジグルーパーも今後益々増えてくるでしょう。 今回、70.3シリーズには、日本人のプロとしては初めての参加でしたが、この距離が果たして本当に自分にあっているのだろうか?ということを見極めたいという気持ちが昨年から強くありました。4月までは、ロングの宮古島大会に向けてトレーニングを積んできたので、ベースはできていましたが、宮古島大会後は疲れが取れず、直前までコンディショニングに悩まされました。しかし、鍼治療に足繁く通ったことで、体調が快方に向かいました。出発の3日前になってようやく、レースができそうだという手ごたえを感じることができ、リラックスした気持ちで、日本を発ちました。 スイムは非常に透明度の高いハプナ・ビーチを泳ぐ1.92km。バイクはハワイアイアンマンチャンピオンシップのバイクコースの後半部分と同じ、見渡す限りの溶岩台地を走るクイーンKドライブを往復する90.1km。ランは、溶岩の中にぽっかりと浮かぶマウナ・ラニ・リゾートの敷地内にあるゴルフコースを中心に走るクロスカントリー風コース21.1km。恐らく世界最高のレースロケーションであると感じました。 スタートは、約1000人の選手がビーチから一斉にスタートします。最前列、優勝候補筆頭のクリス・マコーマックをマークしました。前日にコースを1周試泳しておいたのが、功を奏し、うまくライン取りができました。最初から最後まで先頭集団でレースを展開できました。6名ほどの集団でスイムフィニッシュ。タイムは25分を目標としていましたが、24分台で6位通過となかなかの好タイムでした。 バイクスタートしてすぐに、マコーマックが独走状態に入り、その後に3人ほどのパック(集団)ができていました。ドラフティング(前走者への風除行為)は禁止です。ルール上で許されている7m以上の間隔を開けても、多少は風の抵抗は軽減できるので、そのパックのペースに合わせていきたいところでしたが、そのペースでは明らかにオーバーペースだと感じたので、最初から自分のペースを守って単独で走りました。それでもショートの感覚に近いペースです。風を遮るものがない溶岩台地をひたすら真っ直ぐ進むハワイのコースでは、やはり圧倒的にタイムトライアルバイクが有利です。9割以上をDHポジションのまま進みます。CEEPOのTTVENOMの高い直進性が威力を発揮してくれました。ただ、やはり極度の前傾姿勢をとり続けるため、腰に負担がかかり、次第に重いギアを踏めなくなってきてしまいました。宮古後、サドル高は1cmほど下げ、かなりストレスは減ったのですが、ハンドル高はそのままでした。もっとハンドル位置を高くしたほうが良いなと感じました。腰に痛みを感じながらも、ダンシング等でごまかしながら、なんとかバイクパートを10位で終えることができました。目標は、2時間15分(Av.40km/h)でしたが、2時間23分(Av.37km/h)と8分ほどオーバーしてしまいました。しかし、今後の課題は明らかです。TTバイクを乗りこなせれば、確実にタイムの短縮が可能であると感じました。 最後のラン21.1kmは、腰痛による練習不足という不安材料があったので、目標は1時間30分としていました。バイク終了時が3時間50分だったので、フィニッシュタイムは4時間20分前後になります。バイクで完全に脚を使い切ってしまった宮古島大会に比べると、ランスタート時の感覚は軽く、走れそうな感じでした。トランジションで一人を交わし、3マイル地点でもう一人交わしました。その後は前方はるか彼方まで人影がなく、後ろも結構開いていたので、気持ちを切らさないように、1マイルを6分30秒前後のペースをキープして走りました。芝生などの不整地が3分の1程度を占めており、細かいアップダウンやカーブが連続する非常にトリッキーなコースでしたが、飽きがこないすばらしいコースです。 気温はかなり高く、暑さとの闘いでした。次第にペースがダウンしてきてしまい、距離表示がマイルなので、あと何キロなのか、頭の中で計算しながら走ってしましたが、きつくて良くわからなくなってしました。最後の折り返しポイントで後続との差を確認すると、結構詰められているということに気がつきました。そこからもう一度気合を入れなおし、ペースアップ。後続の追撃を振り切って8位(プロ6位/12名中)でフィニッシュ。総合タイムは4時間21分51秒とほぼ目標どおりのタイムでした。 プロカテゴリーでのチャンピオンシップへの出場枠は「3」のみ。権利を獲得することはできませんでしたが、今回のレースの経験から、今の自分にとって70.3マイルの距離は適性がもっとも高いと感じました。それと同時に更にスピードを磨かなければ、勝負には加われないということが良くわかりました。今シーズンは、この後、スピードトレーニングを兼ね、6月〜8月にかけ、51.5kmのレースを3戦出場し、9月2日のロング日本選手権佐渡大会(S2km・B105km・R20km)で初優勝(05年2位、06年3位)を目指します。そして、すぐには強くなれませんが、確実にステップアップしていけるように、計画的にトレーニングを行って、来年以降、70.3のチャンピオンシップ出場を目標にしてトレーニングをしていきます。 常日頃からご支援・ご声援くださっている有限会社シオヤキャッスル様、武器となるTTバイクを提供してくださったCEEPO様、その他協賛スポンサーの皆様、大会スタッフ、ボランティアの皆様、大会に参加した選手の皆さん、家で声援を送ってくれた妻と生後2ヶ月の娘に感謝します。 以 上
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