以前から参加してみたい!と思っていた実業団ロードレース3day's
Road熊野(Jエリートツアー第6・7・8戦)に参加してきました。同時開催されているUCIのツール・ド・熊野(4日間)とは違い、1日だけでも参加可能であるため完全なステージレースとはいえませんが、3日間の総合タイムでの順位も出るということで、ステージレースの雰囲気が味わえるビジネスマンレーサー(アマ)にとっては大変魅力のある大会です。今年からJエリートツアーはE1、E2、E3の三つのクラスタに分かれています。自分はアマでは一番上のE1(旧BR-1)。
自分が所属している快レーシング(長野県)からは、他3名の方が参加予定でしたが、前週のレースで落車、大怪我をされたため、残念ながら今回はチームからは自分ひとりでの参戦となりました。木曜日の朝スイム練習後、長田純(BREZZAカミハギRT)を乗せて三好を出発し、約5時間で2日目のレース会場となる熊野倶楽部に到着。早速3日間の山場ともいえる熊野山岳コースを試走。はじめは35km程の予定が、道に迷って70kmほど乗ることに・・・。国際ロードのコースも一部走りましたが、激キツでした。タイトコーナーが連続の下りは苔が生えてるし・・・。
道に迷って(雨にも降られ)かなり余分に走ったものの何とか暗くなる前に戻ってこれて一安心。コースの試走を終え、熊野から和歌山県新宮市へと向かいます。3日間のレース会場はそれぞれ20kmほど離れており、今回はチームの方に3つの会場の中間地点に宿をとってくれていました。小さな民宿でしたが、会場へのアクセルがよく、ご飯も美味しくて大満足でした。写真は2日目の山場となる丸山千枚田の山頂からの風景です。
初日は赤木川清流ステージ。会場に着くと、BHMC練メンバーの杉浦さん(キナン)、福岡さん(クエスト日進)、近藤君(ボンシャス飯田)の姿が。やはりまだ不慣れな実業団ロードレース。練習仲間がいると安心します。コースは16km×4周=64km。川沿いを走るほぼフラットだが、折り返し手間に少しアップダウンあり。基本2車線の対面だが、かなり道幅が狭い箇所がある。またトンネルが1周につき3回。周回チェックポイント手前に無理やり作ったと思われる200m程の短い急坂(山岳ポイント)。高速+テクニカルコース。写真UCI国際ロードのスタート前。
さて、熊野ロード初日スタート!リーダーチームのクラブシルベストが引っ張り、スタート直後から45km/hオーバーのハイスピード。気がついたら集団最後尾。ヤバい。今までヒルクライムと山岳コースしか実業団ロード出たことなかったけど、平坦コースってこんな早いのか・・・?早くスピードに順応しないと…。2周目を終えた時点で先頭集団60名。ほとんど人数減っていない。3周目まで千切れそうになる度に下ハンもって死ぬ気でもがきまくって集団にリカバリ。しかし、3周目の坂で脚がつりそうになり集団から遅れてしまう。この時点で先頭集団50名。一緒に集団から遅れた4名で回す。しかしそのうち自分だけローテに加われなくなり、ラスト4km地点で単独走行に。先頭から7分遅れでDNFなので、脚が終わってるけど最後まで頑張る。ラスト500m地点で後続集団(1分後にスタートしたE2.3)に抜かれる。フィニッシュ目前、目の前で集団落車発生。回避してE1クラス54位フィニッシュ。
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初日はまったくよい走りができなかったけど、まずは無事に完走できたのでOKとしよう。脚に刺激が入ったし、修正点もいくつか見つかった。トライアスロンのポジションそのままだったので腿の裏側の筋肉が使えなかった。宿に帰ってポジションを調整。あとブレーキコントロール性向上のため、前輪をカーボンディープリムからノーマルホイールに変更。
ツールド熊野第一ステージは愛三の福田真平選手が優勝。
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