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今週末は佐渡大会。自分が出るのは、Bタイプと同じ距離(スイム2km、バイク105km、ラン20km)の日本選手権の部である。ロングの日本選手権とはいっても、一般的にはミドルと呼ばれる距離で争われる。ショート(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)の選手からすれば、長く感じるかもしれないが、アイアンマン(スイム3.9km、バイク180.2km、ラン42.2km)を主戦場としているロングの選手にしてみれば、中途半端に短い距離であり、このタイトルを何が何でも獲りにくるというロングのトップ選手は少ない。だが、ショートから、ロングへ向けて転向を図っていこうという自分にとっては、うってつけの距離なのだ。今の時点では、アイアンマンで勝負できるスタミナも精神力もないが、まずはショートのスピードをミドルに生かすことはできる。そして、ミドルからロングへと距離を伸ばしていく。そのように、段階的に距離を伸ばし、強化を行っていく方法が自分にはあっている気がする。
アイアンマンの半分の距離(スイム1.9km、バイク90km、ラン21km)という新しいシリーズ戦(アイアンマン70.3)も誕生した。このシリーズは、世界各地で、16戦が行われ、世界選手権がフロリダで開催される。こちらも今後の動向を見守っていきたい。ちなみに今年の11月に自分が出場する予定のITUロングディスタンス世界選手権は、スイム4km、バイク120km、ラン30kmでの戦いとなる。この距離は、51.5kmを基準として、3種目の比率をそのままに、約3倍の距離(スイムは少し短い)ということになる。それを考えるとアイアンマンシリーズのスイムの重要性は極端に低いのだ。
なにはともあれ、アスリートにとって、自分の可能性を試すことのできるフィールドが増えるのは嬉しいことだ。適性のある距離は人それぞれだから、皆が皆51.5km、アイアンマンを目指す必要はないのである。陸上競技にしても、短距離、中距離、長距離、マラソン、ウルトラとさまざまな距離があり、それぞれに魅力がある。また、駅伝、クロスカントリー、登山などレース形式も様々である。
トライアスロンは51.5km(オリンピック)だけではない。アイアンマンだけでもない。今後のトライアスロン競技の発展のためには、もっと様々な距離や形式のレースが開催され、そして注目を集めていくことが必要だと思う。注目されなければ、スポンサーもつかず、そのレースを目指そうとする選手も育たないのだ。とにかく、佐渡大会では結果を出して、少しでもロングディスタンスの日本選手権というレースが注目されるように頑張りたい。現在日本のロング界で、最強の実力を持つ河原勇人選手も出場する。楽しみだ。
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