3日間のバイク強化合宿が終了。30名を越える参加者があり、天候にも恵まれ、本当に充実した3日間だった。ただ一つ残念だったのは、ロングライド練習中、会員さんが下りで転倒され、怪我をされたこと。集団の後方から坂を下っていて、前方に人だかりが見えたとき、本当に血の気が引いた。幸いなことに、命には別状はなかったが、あの状況であれば、最悪の事態が起こっても不思議ではなかった。今までももちろん事故の可能性を全く考えていなかったわけではない。しかし、どこかで、大丈夫だろうという気持ちがあったのは確かだ。今までに自分も落車を何度も経験してきているのに・・・。
その日の夜のミーティングでは、なぜ今回の事故が起こったのか、またどういったことに気をつけたらよいのかを皆でじっくりと話し合った。今回は単独での転倒であったが、要因は一つではなく、複数の要因が偶然重なったことで起きていた。大きな事故につながらないだけで、普段の練習中でも、ヒヤッとすることはよくある。
アメリカ人安全技師ハインリッヒ≠ェ発表した『1:29:300』という法則がある。『1の重大災害(死亡・重傷)の下には、29の軽症事故があり、その下には300の無傷事故がある』という意味で、労働災害の
事例の統計を分析した結果、導き出されたものだ。日常、いつもやっていることだから、今までも平気だったので・・・・・・、という不安全行為が、いつ大きな事故につながるかわからない。大きな事故を防ぐためには、常日ごろから、不安全な状態や行為を認識し、ヒヤリ・ハットの段階で地道に対策を考え、実行して(よい習慣とし身につけて)いくことが重要・・・・というのを会社員時代に学んだことを思い出した。バイクトレーニングに置き換えると、もっと重大事故への確率は高くなるであろう。
今回の事故を良い教訓として、練習中に事故が起こらないように、十分気をつけていきたい。今回、多くの方の迅速な対応により、事なきを得た。皆に感謝したい。また、怪我をされた方の一刻も早い回復をお祈りします。
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