=== 毎週月曜日発行 (発行部数390部)============================
強くなる!トライアスロンのコツ
第31号 2005/4/25
=============================== 発行者 竹内 鉄平 ==============
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★5月の予定
5/3・4・5 MSA-TC GWトレーニングキャンプ
5/8 MSA-TC バイク練習会
5/15 MSA-TC バイク練習会
5/22 アイアンマンJAPAN五島長崎 出場
5/29 MSA-TC OWスイム練習会
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【目次】
◆1◆ バイクのコツ
「ペダリングの重要性」
◆2◆ お勧め書籍の紹介
「もしもウサギにコーチがいたら 視点を変える53の方法」 伊藤守
◆3◆ 編集後記
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◆1◆ バイクのコツ
「ペダリングの重要性」
それでは、今回からペダリングについてみていきましょう。
はっきりいってペダリングはむちゃくちゃ重要です。バイクの肝になる部分です。
人間の力をバイクというマシンを通して推進力に変えるのがペダリングという動作です。
大人になって自転車に乗れないという人はほとんどいないでしょう。
しかし、ロードバイクに乗ったことのない一般の人でいきなり正しいペダリングができる
人はまずいないと思います。
ペダリングは技術です。スイムでいうならばストロークに当たります。
同じ筋肉・体力を持っていたとしても、技術の差によって、出力に差がでるのは当然です。
効率の良いペダリングを身に着ければ、驚くほど楽な力で大きな推進エネルギーを得る
ことができるのです。
初心者にありがちなのが、とにかくがむしゃらに踏み込むペダリングです。これは仕方が
ないといえば、仕方がありません。なぜなら競技用でない普通の自転車は、ペダルに
シューズを固定しないため、踏むだけの動きになってしまいます。長年の癖はすぐには
抜けません。
ビンディング(固定)式のペダルを使用した人が、まず最初に理解しなくてはいけないこと
それは、ペダリングは縦のピストン運動ではなく、円運動であるということです。
しかし、頭では理解していても、身体(脚)はそのようには動いてはくれないでしょう。
そのためにも、まずは軽いギア(インナー)を利用して、ペダリングを意識する練習をする
ことが大切です。重いギアを踏むと、負荷がかかり練習した気になります。しかし、長い目
でみると、ペダリング技術の向上にはマイナスであり、必ず壁にぶつかります。
それでは、どれくらいのギア比が適切なのでしょうか?これはその人の年齢・体力・技術
のレベルによってことなるので、一概には言えませんが、回転数(ケイデンス:ペダルを
1分間に回す回数)を90〜100に保てるくらいのギア比にするとよいでしょう。
この回転数を維持するのには、最初は意識してギアを軽くしないとなかなか回せないと
思います。くるくるくるくるくるくるくるくるくるくる・・・。次週に続きます。
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◆2◆ お勧め書籍の紹介
「もしもウサギにコーチがいたら 視点を変える53の方法」 伊藤守
この本、初めはウサギに反応して買ってしまいました(うさぎバカ)。
コーチというとスポーツ選手につくものというイメージが一般的ですが、近年は、
企業の経営者やマネージャーが積極的にコーチを雇うようになってきました。
逆に経営者向けのコーチング本の方が今はたくさん出版されていますね。
コーチとは、人の能力を引き出す能力を持っている人たちのことを言います。
そのような技術のことを「コーチング・スキル」といいます。
管理・命令ではなく、「双方向」の会話を造り出し、部下の創造性・自発性を
引き出す具体的な方法として、「コーチング」が注目を集めているのです。
中でも視点の切り替え(アソシエート・ディアソシエート)は競技者としても非常に
大切な技術だと感じました。
堅苦しくなくものすごく力の抜けた感じの語り口調とイラストで誰でも気軽に読めます。
指導者はもちろん、コーチのいないエイジグルーパーにもお勧めの1冊です。
↓こちらから購入できます↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479761217/250-3669462-5537838
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◆3◆ 編集後記
暖かくなってきました。桜も散って、Tシャツが活躍する季節。
一枚どうですか(笑)? http://asutama.com/index.htm
4/17は長野マラソンに出場してきました。走りこみ不足から、30〜35kmの壁を待たず、
25km過ぎより、失速が始まり、最後は何とか完走といった感じでした。しかし、非常に
楽しくまた挑戦したい!という気持ちになりました。しかし、レース後のダメージを考える
とトライアスロンよりきついと思います。2時間10分で走るマラソンランナーは凄い!!
次の大会は5/22のアイアンマンJAPANです。こちらも初挑戦。いまからわくわく
どきどきしています。果たしてどんな結果になるのか?全く想像がつきません・・・。
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「強くなる!トライアスロンのコツ」 発行責任者 :竹内 鉄平
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