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　　　　　強くなる！トライアスロンのコツ

　　    　　　         　　　　　　　　　　第２４号 　2004/1/17

=============================== 発行者 竹内 鉄平 ==============
　　　　　
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　12月より、MSA-TCのマスターズセッションを担当するようになり、一般のトライ
アスリート、そしてこれからトライアスリートを目指す方のコーチングをしています。

自分の主観をいかに、客観的な言葉に置き換え、人に伝えるか。
非常に難しいことですが、毎日新しい発見もあり、大変やりがいを感じています。

教えている方が気づきを得られて、動きが変わったときは、やはり嬉しいですね。
皆さんが、少しでも上達することができるよう、今後も自分自身勉強を重ねていき
ます。このメルマガを書くことも、自分自身の勉強になります。

さぁ、今回もいってみましょう！

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【目次】
　　　
◆１◆　コンディショニングのコツ　
　　　　「すごいぞ、アミノ酸！」　　　　

◆２◆　お勧め書籍のご紹介
　　　　「スポーツレベルアップシリーズ　上達する！水泳」　　柴田義晴

◆３◆　編集後記　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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◆１◆　コンディショニングのコツ
　　　 「すごいぞ、アミノ酸！」

今回はアミノ酸のお話です。

いまやアスリートのみならず、世間一般へも浸透しきったアミノ酸。
われわれ現代人の生活の必需品となりつつあります。

まさに猫も杓子もアミノ酸！犬も歩けばアミノ酸！馬の耳に・・・・・・しつこい？

ってなわけで、まさに現代はアミノ酸戦国時代。もはやどれがどんな効果あるのか？
何が何に効くのかわからなくなってきているありさま。アミノ酸を飲むだけで安心して
しまう人も多いのでは？ここらで、アミノ酸についてもう一度おさらいしましょうっての
が今回の趣旨です。

さて、皆さんご存知の通り、アミノ酸とは、たんぱく質を構成する素となる物質です。
それ以外の大きな役割として、人間が運動を行う上でのエネルギー源としても日々
消費されています。

アミノ酸の重要性が声高に叫ばれるようになってきたのは、ここ数十年のことですが、
現在では、数多くの病気や体調不良、老化現象がアミノ酸の不足によって引き起こ
されることがわかってきています。

日々身体を酷使し続けているスポーツ選手は、一般の人に比べアミノ酸の消費量は
増大します。トレーニングのダメージから回復を図り、良いコンディションを維持するため
には、普通の人の1.5倍から2倍もの大量のアミノ酸が必要とされるのです。

それでは、今なぜアミノ酸なのか？たんぱく質ではだめなのか？たんぱく質を作るため
にアミノ酸を摂取するんだから最初からたんぱく質を多く含んだプロテインなどを飲めば
よいではないか？という疑問を持つ方もおられると思います。

それは、たんぱく質が持つ複雑な構造のためです。たんぱく質はいくつものアミノ酸が
結合した立体構造となっています。食物から摂取されたたんぱく質は、そのままの形では
吸収されません。消化酵素により、バラバラに分解され、アミノ酸として腸から吸収され
るのです。消化酵素の原料はアミノ酸です。つまりたんぱく質を分解するのに大量の
アミノ酸が消費される上、その吸収率は６０〜９０％とすべてが吸収されるわけでは
ありません。

そこで注目されるようになったのが、フリーフォーム（単体）のアミノ酸です。
消化・分解の過程を省き、胃腸に負担をかけず、直接腸から吸収することができます。

「すごい！すごいぞ、アミノ酸！」
「それでは、とにかくアミノ酸サプリメントを大量にとれば良いんだね！」

ちょ、ちょっと待ってください。

自然界には300種類以上のアミノ酸が存在すると言われています。
その中で、たんぱく質の構成要素となれるアミノ酸は20種類しかありません。

アミノ酸を摂取する上で重要なのは、その「バランス」です。
その人の体質・目的・タイミング等に合わせ、必要なアミノ酸を摂取することが肝心
なのです。

次回、「アミノ酸の種類とその活用法」について、詳しく解説します。

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◆２◆　お勧め書籍のご紹介
　　　　「スポーツレベルアップシリーズ　上達する！水泳」　　柴田義晴
　www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816334920/teppeinet-22

フォームを改善する上で、一番大切なのは、自分の意識（主観）と実際の形
（客観）の誤差を修正していく作業です。

この本は初心者と上級者のフォームの違いを連続写真で比較しており、技術的な
ポイントがわかりやすくなっています。

基礎的な知識から、4泳法のストローク・キック・呼吸法、スタート、ターンから、
簡単トレーニング理論までを網羅した初級〜中級者にお勧めの本です。

↓こちらから購入できます↓
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　◆３◆　編集後記

阪神大震災より今日で10年、各地で追悼行事が行われました。
昨年は、新潟県中越地震、スマトラ沖大地震と、大きな災厄が続きました。

自然災害は、人間の力では如何ともしがたいことですが、住宅の耐震化、
家具の転倒防止、家族の集合場所を決めておくことなど、できることをやって
おくことが、今の私たちにできることでしょう。

亡くなられた多くの方に・・・・・・・。

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　　「強くなる！トライアスロンのコツ」
　　発行責任者 ： 三好SAトライアスロン倶楽部　　竹内　鉄平
　　　竹内鉄平公式サイト「teppei-net」　http://teppei.asutama.com/
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