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強くなる!トライアスロン「74」のコツ
第18号 2004/11/29
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トライアスリート向け実践メールマガジン、「強くなる!トライアスロン74のコツ」
にご登録していただき、ありがとうございます。発行者の竹内鉄平です。
ちなみにこのメルマガの内容は以下の5つのコツに分類されます。
トライアスロンのコツ
スイムのコツ
バイクのコツ
ランのコツ
コンディショニングのコツ
今回はランのコツ(その3)になります。
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【目次】
◆1◆ ランのコツ(その3)
「水中ウォークの勧め」
◆2◆ お勧め書籍の紹介
「スイミングQ&A教室 クロール編」 平野雅人
◆3◆ 編集後記
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◆1◆ ランのコツ(その3)
「水中ウォークの勧め」
水中ウォーキングというと、よく年配のおば様方がプールの中をふんふん!と歩い
ているというイメージがありますが、トライアスリートにとっても、立派なトレーニング
になるのです。
今回はそんな水中ウォーキングの効能についてお話しましょう。
よく言われるのが、水の中は、浮力・水圧があるため、膝や腰などに負担をかけず、
筋肉に負荷をかけることができるという点です。
これはまさにその通りで、特に故障をしてしまって、走れないという方にお勧めです。
陸上の1500mで今年の10月に27年ぶりに陸上界最古の日本新記録を塗り替えた
小林和史選手(NTN)も膝を故障していて走れない間、なんと1日6時間!も水中
ウォーキングをしていたそうです。
また、スイマー出身のトライアスリートは縦の重力にとことん弱いので、本格的なラン
練習を始めると、脚のどこかに痛みが出ることが多いです。
自分も大学時代、スイマーからトライアスリートに転向しましたが、ちょっと走るとすぐ
にどこかが痛く(腸徑靭帯炎→シンスプリント→足底腱膜炎)なっていました。
周りからは「初心者病だよ!」なんて言われていましたが、こっちは、真剣です。
どれも歩くのも痛いくらいで、本当に悩みの種でした。
そんなスイマーにとって、水中ウォーキングは地球の重力に慣れる前段階のトレー
ニングとしても最適なのです。「マラソンマン」の主人公もやってましたしね・・・。
もう一つの水中ウォーキングの効能としては、ハードなラン練習のあとのリカバリー
としての役割です。水圧によって脚がマッサージされ、たまった乳酸が除去されます。
そのため、筋肉をほぐすことができます。これは自分自身かなり効果を感じています。
次の日に疲れを残さない。これが鉄則です。
そんないいこと尽くめの水中ウォーキングですが、なかなか時間がとれないという
方も多いと思います。そんな方にはスイム練習の前後5分ほどの時間を使うことを
お勧めします。
もちろん5〜10分程度では筋力トレーニングの効果はほとんど期待できません。
ここで意識するべきはフォームです。陸上でなかなか意識できない筋肉の使い方、
を覚えること、プールの底を蹴るのではなく、股関節を伸展させることで、ハムスト
リング等、大腿部の裏側の筋肉を動員させることがポイントです。水の水圧を受け
ることにより、一歩一歩しっかりと筋肉の動きを意識することができます。
さて、明日からあなたもレッツ、水中ウォーキング!
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◆2◆ お勧め書籍の紹介
「スイミングQ&A教室 クロール編」 平野 雅人
この本は最近見つけましたが、かなりお勧めです。僕の尊敬するスイマー、
1500m元日本記録保持者の平野雅人さんが、クロールに関する疑問に
1問1答形式で答えています。
平野さんにはオーストラリアのゴールドコーストで合宿中、マイアミプールで
たまたまお会いしたことがあります(グラント・ハケットと練習していました)。
知性派スイマーです。
興味のある方はこちら↓
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4583037872/teppeinet-22
ちなみに、背泳ぎ編を鈴木大地氏が、平泳ぎ編を高橋繁浩氏が書いています。
こちらもチェックしてみてください。
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◆3◆ 編集後記
先週末は、カーフマン東海ステージに参戦してきました。
結果は6位と今のコンディションからすれば上出来でした。
3月に同じ長良川河川敷で開催されるカーフマンチャンピオンシップの出場資格
を得ることができたので、チャンピオンシップに向けて、調子を上げていきたいと
思います。しかしデュアスリートは強いですね〜。
自分の力がどこまで通用するか、楽しみです。
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強くなる!トライアスロン「74」のコツ
発行責任者 : 三好トライアスロン倶楽部 竹内 鉄平
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