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=== 毎週月曜日発行 (発行部数257部)============================

     強くなる!トライアスロン「74」のコツ

                            第11号  2004/9/6

=============================== 発行者 竹内 鉄平 ==============
     
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トライアスリート向け実践メールマガジン、「強くなる!トライアスロン74のコツ」
にご登録していただき、ありがとうございます。発行者の竹内鉄平です。

ちなみにこのメルマガの内容は以下の5つのコツに分類されます。

 トライアスロンのコツ
 スイムのコツ
 バイクのコツ
 ランのコツ
 コンディショニングのコツ

今回はスイムのコツ(その4)になります。

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【目次】
   
◆1◆ スイムのコツ(その4)
    「重心と浮心の位置を近づける」

◆2◆ お勧め書籍の紹介 

◆3◆ 編集後記                    

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◆1◆ スイムのコツ(その4)
     「重心と浮心の位置を近づける」

前回、スイムを速く泳ぐための重要なコツの1つは「身体が受ける抵抗を減らす」こと、
そして、抵抗を減らすためには腰の位置が大事!というお話をしました。

今回は、腰の位置を高く保つためのコツを教えます。
それでは、腰が沈まないようにするためにはどうすればよいのか?

まずはりら〜っくす!
力めば力むほど、身体は意に反して沈んでいきます。
大きく呼吸をして、ゆっくり息を吐きながら、伏し浮きをしてみて下さい。
波間に漂うクラゲになったイメージで・・・。

人間はクラゲじゃないからなぁ〜、ぷかぷか浮くことなんてできないよって人、
ここで質問!人間の身体は、固体ですか?液体ですか?

う〜ん難しい。普通に考えれば、固体と答える人が多いでしょう。

しかし、人間の身体の約7割は水分でできているといわれています。
そして、明らかに固体だと思われがちな骨の中にさえ、体液は満たされて
いるのです。

皮膚という1つの大きな袋の中にある体液の中に、
筋肉・骨・脳・内蔵などの各器官がつかっているとイメージして
みて下さい。人間は固体的なものではなく液体的なもの(ゲル?)なのです!
クラゲの仲間です!

どうですか?なんかぷかぷか受ける気がしてきませんか?

と、ここまではあくまでイメージ上の話なので、もう少し実践的なテクに
話を移します。

普通、人間は水中でうつ伏せの姿勢をとると、大抵(90%以上)の人は
脚の方から徐々に沈んでいきます。

なぜでしょうか?

人間の重心は誰でも臍(へそ)のあたりにあります。

もう一方「浮心」とよばれる点があります。これは身体を浮かせる
ポイントで、普通はみぞおちあたりにきます。

浮くポイント(浮心)が前側にあり、沈むポイント(重心)が後ろ側に
あるため、人の身体は先に述べたように腰が沈みがちになるのです。

ちなみに、海のように足の着かない場所でやってみると、人の身体は
水平な状態から、直立するまで回転します。イメージわかりますか?

身体を浮かせるためには、浮心と重心の距離を可能な限り縮めることです。
通常胸の位置にある浮心を重心に近づけてやる必要があります。

プルブイをはさんだ時を思い出してください。

脚が浮いて体が水平になり、楽に泳げますよね?

これは胸にあった浮心が下がって、重心とほぼ同じ位置にあるからです。

浮心は重心と違ってある程度自分の意識でコントロールすることができます。

浮かせようとする意識のポイントを臍のすぐ下(丹田)あたりにもって
いけばよいのです。そうすると重心と浮心の位置が近くなって、腰が沈み
にくくなります。

逆に重心を少しでも前にかけるよう意識することも重要です。
重心を前にかけるためには、頭を下げることと、背中をそらせないことが
重要です。おわんを伏せたようなイメージです。

これは言葉ではなかなか説明しづらいので、ぜひ実際にプールに行って、
けのびをしながら、身体の使い方を自分でいろいろ試してみてください。

どうしても下半身が沈んでしまうという方は、プルブイをはさんで、更に
腰を浮かせるイメージを強く持ってみて下さい。
プルブイを外したときにも、その感覚を持ちながら泳ぐと、比較的意識しや
すいと思います。

これかな?という感覚がつかめたら、それをスイムにつなげていって下さい。

どうですか?
普段より楽に泳げるはずです。


それでは、次回はもう1つのポイントにしてスイムの最も重要なコツ、
「水の捕らえ」についてお話しします。

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 ◆2◆ お勧め書籍の紹介 

「世界でただ1人の君へ―新人類北島康介の育て方」 幻冬舎
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/434400650X/teppeinet-22/

アテネの感動が覚めやらぬ今、読んで欲しい一冊です。
長期目標に基づくコーチングの大切さはスポーツ以外の分野にも応用できます。
僕も、自分の夢(長期目標)を見失わず、着実に日々進化し続けていくよう
頑張るぞ!!

内容:最初の志が「到達点」を決める/
   才能を見抜くには、謙虚さが必要/
   「頑張れ」という言葉の怖さetc.
 
北島康介の才能を見い出し、二人三脚でアテネへ導いたコーチによる、
人材育成法を紹介。

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 ◆3◆ 編集後記

2週間ぶりですね。皆さんお元気ですか?僕はというと、先週あたりから、
体調が低下し、全く身体が動かない(動けない)状態になってしまいました。
階段の登り降りですら息が切れるほどでした。

そういうときは、練習しても逆効果なので、練習がしたい!と思うようになるまでは、
休むようにしています。そのおかげで今まで燃え尽きず競技を続けてくることができ
ました。

みなさんも、きつい時は、「慌てず焦らず諦めず」の精神でいきましょう!

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  強くなる!トライアスロン「74」のコツ
  発行責任者 : 竹内 鉄平
           「teppei.net」 http://teppei.asutama.com/
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