「もしもウサギにコーチがいたら 視点を変える53の方法」
伊藤守 大和書房(2002.4) 1,260円
この本、初めはウサギに反応して買ってしまいました(うさぎバカ)。
コーチというとスポーツ選手につくものというイメージが一般的ですが、近年は、企業の経営者やマネージャーが積極的にコーチを雇うようになってきました。逆に経営者向けのコーチング本の方が今はたくさん出版されていますね。
コーチとは、人の能力を引き出す能力を持っている人たちのことを言います。そのような技術のことを「コーチング・スキル」といいます。管理・命令ではなく、「双方向」の会話を造り出し、部下の創造性・自発性を引き出す具体的な方法として、「コーチング」が注目を集めているのです。
中でも視点の切り替え(アソシエート・ディアソシエート)は競技者としても非常に
大切な技術だと感じました。堅苦しくなくものすごく力の抜けた感じの語り口調とイラストで誰でも気軽に読めます。指導者はもちろん、コーチのいないエイジグルーパーにもお勧めの1冊です。子育てにも。
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