「本当のナンバ 常歩」
木寺 英史
スキージャーナル(2004.2.20) 1300円
「常歩(なみあし)」とは、2軸による歩行術です。もともとは馬が歩く様のことを言います。世間一般に知られている「ナンバ」は「左右の半身を繰り返す歩き方」「同側の手足が同方向に動く」など言われますが、実際に古の人はそんな歩き方はしていませんでした。この本は剣道の専門家である著者が、京都大学助教授の小田伸午氏、五体治療院の小山田良治氏と研究を続けてきた、合理的な身体操作法「常歩」を、全体の3分の2を費やして解説。残りの3分の1は、「常歩」による剣道を著者独自の理論で解説しています。「常歩」はランニングはもちろん、スイム・バイクにも活かすことができます。トライアスリートにとって最適な身体操作法です。
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