競技距離 : (swim250m+bike4km+run1km)×2ヒート
2位 高濱 邦明(日本食研) 16p
3位 竹内 鉄平(アラコ) 13p 4位 山本 祐樹(チームゴ〜ヤ〜) 12p 5位 藤村 大 (チームゴ〜ヤ〜) 10p 6位 武友 寛 (福岡県) 8p
レポート :
あいにくの雨模様となった宮崎シーガイアトライアスロン大会。
今回自分が出場したレースは1レース15分ほどで終わる超スプリント
ディスタンスを20分の休息を挟んで2レース行う2ヒート制。
日本でも唯一のこの形式のレースは、エリート選手による、デモン
ストレーション的な意味合いが強く、観客を楽しませるための工夫
が随所になされている。
スイムは全天候型ドーム内の人工ビーチで行われる。人工的に
波を作り出し、実際の海を泳ぐような感覚。
バイクは1周2kmのコースを2周回、ランは500mを2周回と、競技
するほうも、観客にとっても、息のつくひまもないほど。
1ヒート目、スイムをトップでフィニッシュ。しかし、距離が短いため、
ほとんど間をおかず、後続の選手が続き、バイクスタート。
ドラフティング許可のバイクパート、山本祐樹選手と二人で逃げを
図るが、3.5km地点で後続のグループに追いつかれる。
それと同時に単独でアタック。5秒ほどのアドバンテージを得て、
トランジションに入るが、痛恨のトランジションミスで、5番手での
ランスタートとなってしまう。
1kmのランでは二人をかわし、3位でフィニッシュ。
2ヒート目もバイクをトップでスタート、そのまま1人で最後まで逃げを図る。
集団との差は数秒でトランジションへ。ランでは益田選手、高濱選手
に先行され、山本選手とデッドヒート。ほぼ同時にフィニッシュするが、
胸の差で4位。結果、1、2ヒートの合計ポイントで3位となった。
今回のような距離の短いレースでは、ほとんど差がつかず、わずかな
トランジションのミスが命取りになる。
高速化が進む51.5kmのレースでは、週1回はこのような実戦形式の
トレーニングを行い、トランジションのテクニックを向上させるとともに、
レース勘を養う必要性を強く感じた。
今回、初めての参加であったが、キッズからエリートまで幅広いレベル
のレースを同日に行う今大会は、トライアスロン競技の普及にとって
大きな意味を持つ大会であると思う。
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