日本トライアスロン選手権大会 結果 日時:2004年10月24日(日)男子10:20スタート
【エリート男子トップ10】 参加 82人/完走 64人
1 田山 寛豪 チームテイケイ 1:49:07 2 コートニー・アトキンソン AUS 1:50:04 3 平野 司 関西大学 1:50:05 4 西内 洋行 チームテイケイ 1:50:24 5 益田 大貴 湘南ベルマーレ 1:50:46 6 平松 幸紘 立命館大学 1:50:49 7 中本 洋平 日東紅茶TEAMKENSA&A 1:51:17
8 山本 淳一
K'S-Y稲毛ITC
1:51:28
9 リー・チー・ウー 香港 1:51:39 10 山本 良介 神奈川県連合 1:5145 16 竹内 鉄平 三好トライアスロン倶楽部 1:53:10 ○ 04年シーズン最終戦となる日本選手権。日本各地から選抜されたアマ・プロあわせ、
過去最高の82名の選手がスタートラインに立ち、白熱したレースが展開された。
スイムを先行した6人の選手がバイクでも先頭集団を形成、優勝争いはアテネオリンピックで
健闘を見せた田山・西内選手、AUSのカートニー・アトキンソン、若手の平野選手に絞られた。
アテネでの走りを彷彿とさせる田山選手がランでも快走を見せ、2度目のタイトルを獲得した。
約20人の第2集団からは、バイクでも積極的な走りを見せた益田選手が驚異的な
追い上げで5位に、それに続いた新鋭平松選手が6位に入る健闘を見せた。
○
自分にとっては、今シーズンは大きな環境の変化(旧アラコTA競技部退部→フルタイム勤務
→引越し→勤務地の変更)もあり、ひとつの区切りとなる大会と位置づけで、自分を見つめ
直す大会でもあった。
シーズン中盤、無茶な連戦をしてしまったことで、8月・9月は体調を崩してしまい、精神的にも
肉体的にもつらい日々だった。全く身体が動かず、会社の階段を上るのさえ億劫な状態に。
思うようにトレーニングができない苛立ち、仕事のストレス、今まで経験してこなかったつらさに
負けそうになりながらも、周りで支えてくれる家族、応援してくださる方々に励まされ、最後まで
あきらめず大会への準備をすすめてくることができた。
レース当日にはなんとかコンディションを整えることができ、あとは今現在の力を出し切るだけだ
という気持ちでスタートラインに立った。
スイムは水温が低いこともあり、いち早くスタートラインに来てウォーミングアップを入念に行った。
そのおかげか、まずまずの感覚で泳ぐことができた。先頭集団からは40秒ほど離されてしまったが、
9位でフィニッシュすることができた。練習の感覚からすれば上出来だ。
トランジションでは、ウェットがなかなか脱げず出遅れるが、何とか第2集団をキープ。
しかし、先頭集団からは徐々に離されていく。そして、後続の大集団に追いつかれ、20人近い集団に。
またラン勝負か〜・・・と気持ちが切れかけるが、今までなにをやってきたんだ、あきらめるものか!と
自分に喝を入れる。
トランジションへは集団の先頭付近で入り、10位でランスタート。
やはりランの力不足か、ラン得意の選手に離されていくが、自分の出せるめいいっぱいのペースで
走る。大ベテランの中込さんにぴったりとマークされながら、若手の三木選手、馬立選手らと抜きつ
抜かれつ。中盤から徐々にペースをあげることができ、周りの選手を振り切り最終周に。
ラストの直線手前のコーナーで、前をいくゴーヤーの比嘉選手に後一歩というところ、後ろから
追い上げてきた杉本選手に抜かれてしまう。根性みせろ〜!
フィニッシュ手前数メールのところで、再び抜き返し、16位でのフィニッシュとなった。
決して自分自身満足のいく結果ではないものの、厳しい環境のなかやり遂げた充実感、
久々にトライアスロンを楽しむことができ、気持ちよくレースを終えることができた。
そして、まだまだやれることはある、強くなれるとも・・・。
今回のレース会場に足を運んでくださり声援をくれた方、メールで応援のメッセージを下さった方々、
影で支えてくださったサポーターの皆様、本当にありがとうございました。
○ これで今シーズンのレースはおわりました。しばらくは休養をとり、新たな目標に向かってスタートしたい
思います。これからも応援よろしくお願いいたします。
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