最近読んだ本のNo1ヒットは、「BORN
TO RUN 走るために生まれた」(クリストファー・マクドゥーガル著)」。小説のようなノンフィクション。伝説のウルトラランナー「スコット・ジュレク」VS人類最強の走る民族「タラウマラ族」!!世界が見逃した最高の史上最高のウルトラレース・・・。現代人のランニングスタイルへの疑問、そしていくつかの人類学的視点からの仮説から、人々が走る本当の理由についての興味深いエピソードが散りばめられている。解説・鏑木毅さん。ランナーにとっての萌え要素満載!読めば走りたくなる・・・というか走らざるを得ない?
「BORN TO RUN」より抜粋
1・最高のシューズは最悪
最高級のシューズを履くランナーは、安いランニングシューズを履く人よりも、怪我をする率が、123パーセントも大きい。
2・足を踵(かかと)から着地させない
人は、靴なしで走るようにできている。踵から着地する走り方は、高機能なランニングシューズの出現で可能になった。人間本来の走り方は、姿勢をまっすぐにし、足の真ん中あたりで着地させるもの。
3・人は、走るために進化した
直立二足歩行のヒトは、なぜそんな他の動物にない形態になったのかといえば、「走るため」に他ならない。人間の走る能力は、短距離では他の動物に負けるが、長距離走の能力は、哺乳類の中でもっとも優れている。
「ナチュラルであれ」
「・・・走りを変えるのはやっかいでなくてはならない。いままでのまちがったやり方がもはやうまくできなくなっても、正しいやり方はまだ得意でないという段階を経なくてはいけない・・・」
「人は年を取るから走るのをやめるのではない」「走るのをやめるから年をとるのだ」
早速自分も裸足感覚で走れるビブラムファイブフィンガーズを購入!これが、気持ちよくて、通常のシューズでは感じられない足裏の感覚が非常によくわかる。そして驚くことに、今まで悩まされきた踵と足底の痛みが嘘のように消えた。また、自然とフォアフット走法になってブレーキのかからない走りができるようになった気がする。よくよく振り返ってみると、踵や足底筋を痛めたときには、ソールの厚いクッション性の高いシューズを履いていたことに気付かされた。 |