高負荷・実戦トレーニングとしての位置付けで参加したカーフマンJAPAN東海ステージ。強化期を終えた後の疲労が出てきており、朝から体調はいまいち。しかし、ここでしっかりと追い込むことによって、身体の中の疲労物質を汗と共に出し尽くすことが目的です。
アップから脈が高く、これはきついなぁ〜と思いながらも、気持ちを高めスタート。大したペースで走っていないのに、すぐに脈が190台に。何とか、第3集団くらいをキープしていましたが、心拍が200オーバーした時点で、ペースダウン。残りの距離はハートレートモニターを見ながら、負荷を調整しました。
第1ランをトップから1分30秒遅れの11位で通過。バイクは全力でいくと決めていたので、前の選手を目標に、周回を重ねるごとに、1人づつパスしていきました。この河川敷の往復コースはいつも風が強く苦しまされます。行きは47km/h、帰りは32km/hをキープ。バイクフィニッシ時には3位まで浮上することができました。
第2ランは無理をせず、ペースをコントロールしながら走りました。「帰ってきた」かつてのディアスロン日本チャンピオン山口崇さん(福知山自衛隊)に抜かれ、4位でフィニッシュしました。優勝の高橋泰夫さん(寅壱CW−X)は2位と3分差でぶっちぎりの優勝でした。2位には5000m14分台前半の記録を持つ、新進気鋭の若手ディアスリート中田崇志君(関東RC)が入りました。ディアスロン界もシリーズ戦の復活で活気を取り戻し、レベルが上がってきそうです。
レース後、疲労からかなりフラフラになってしまいましたが、きちんと追い込むことによって、身体の中の疲労物質を出し尽くすことができ、良いトレーニングになりました。ここから2週間でしっかりと調整をして、万全の状態で4月11日を迎えられるよう、体調には十分気を付けてトレーニングしていきます。